デスクでの仕事中に強烈な眠気が襲ってきて
とても抵抗できる気がしない…ってこと、ありませんか?

特に生理前は、眠気がひどくて仕事に集中できないという
悩みをもっているひとも多いと思います。

 

私も、机に向かってパソコンを操作しているときどころか
立ち仕事をしているときに意識がとんだことがあります。

車の運転中なども危険ですよね。

 

ここでは生理前のどうしようもない眠気の原因と
その対策について書きますね。

 

どうして生理前には眠たくなるの?

生理前になると睡眠が乱れて困るという女性は多く、

  • 月経前不眠症
  • 月経関連過眠症

という症状として治療が必要になる人もいるほどです。

なぜ生理前は、夜に眠れなくなったり、逆に日中、
強い眠気を感じたりと睡眠のリズムが乱れてしまうのでしょうか?

 

生理の周期は、エストロゲン(卵胞ホルモン)と
プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量によって決まります。

排卵から生理までの間は、プロゲステロンが多く分泌される
黄体期にあたりますが、プロゲステロンには、
睡眠に関する、次のような働きがあるのです。

基礎体温を上げる働き

プロゲステロンには体温を上げる働きがあるため、
生理前の黄体期は基礎体温でいえば高温期になります。

 

私たち人には、体温が下がるときに眠くなり、
体温が上がると目が覚めるという睡眠の仕組みがあります。

夜になっても体温が大きく下がらない高温期は
寝付きが悪くなり、熟睡することができにくくなるのです。

 

夜に十分な睡眠がとれていないために、
日中に強い眠気を感じることになってしまいます。

眠気を起こす働き

さらに、プロゲステロンには、睡眠薬に匹敵するほどの
催眠効果があるということがわかっています。

医師が処方する睡眠薬と同じ作用で強い眠気がおこります。

 

仕事中のどうしようもない眠気!対策は?

生理前に眠気が強くなるのは、女性の周期の関係上
避けられないことのようですね。

 

日中に睡魔に襲われてしまい、仕事に集中できないときは
できれば仮眠をとるのが一番だと思います。

10分でも眠れれば、いくらかスッキリするはずですが
職場で居眠りというのは、やはり抵抗がありますよね。

 

そんなときに眠気を覚ます方法をいくつかご紹介しますので
できることから、こっそりとやってみてください。

立って歩く

できる状況なら、立ち上がってデスクから離れて
お手洗いに行くなど歩いてみるといいかもしれません。

私は立ち仕事をしながら寝たことがありますが
その場にじっと立っているだけでは
座っているのとあまりかわらないですよね。

ガムを噛む

ミント系のガムを噛むのもいい方法です。

タブレットもメンソールの刺激があっていいですが
口を動かしたり歯で噛むことが脳を刺激しますし
集中力を上げる効果もあるので、ガムがおすすめです。

ツボを押す

デスクでこっそり行うなら、手のツボ刺激がいいでしょう。

手の甲の、親指と人差し指の間にある骨の付け根部分にある
合谷(ごうこく)」というツボをもんで刺激します。

また、頭の頂点は「百会(ひゃくえ)」という
眠気覚ましの有名なツボです。やわらかく押して刺激します。

話をする

近くに同僚がいて話ができる状況だったら、
話しかけて会話をすることで、眠気を覚ませるかもしれません。

ちょうど用事があれば電話をするのもいいですね。

冷たい水を飲む

冷たい水を飲んで頭をシャキッとさせましょう。

甘い炭酸飲料などで急激に血糖値を上げてしまうと、
また急に低血糖になるときにひどい眠気が引き起こされます。

また、眠気覚ましの代表のようなコーヒーですが
カフェインはPMSの症状を悪化させたり、夜の睡眠にも
影響する場合がありますので、控えたほうが無難です。

日常生活で気を付けるポイント

生理前の眠気はホルモンのせいで抗いがたいものだとはいっても
日常生活を見直し、睡眠の質を上げることで
日中の強い睡魔を少しでも避けるようにしたいものです。

入眠の儀式を作り、起きたら光を浴びる

生活のリズムを整えるために、決まった時間に起きて
同じ時間にベッドに入ることはとても大切です。

しかし、時間にこだわりすぎるのもストレスになりますし
眠れないのに無理に寝ようとしてもむずかしいですよね。

寝る前に温かいハーブティーを飲んでリラックスする、
ヨガのポーズをする、お気に入りの絵本をながめる、など
毎晩「寝る前にすること」を決めて実行すると
自律神経が整い、寝付きが良くなり睡眠の質が上がります。

 

朝は、できればカーテンを薄いものにして、徐々に明るくなる
光を感じて目を覚ますことができれば最高です。

目覚まし時計に無理やり起こされるしかないのは残念ですが
朝、または日中にしっかりと太陽の光を浴びるようにしましょう。

適度な運動をする

適度な運動は睡眠の質を高めます。

デスクワークで頭を使い、疲れたが眠りたいと感じていても
身体は疲れていないので眠たくなりません。

身体も適度に動いて疲れたほうがバランスがとれ、
自然な良い睡眠に結びつくのです。

 

全身の血行を良くし、自律神経を整えて睡眠の質を上げるには
30分程度の有酸素運動がおすすめです。

ただしこういった運動は就寝の3~4時間前には
終わらせておくことも大切です。

寝る前の運動は、ゆっくりとしたストレッチや
ヨガのポーズで筋肉の緊張を和らげるようにすると
睡眠にも良い影響があるでしょう。

寝る前のテレビやパソコン、スマホの使用を避ける

最近はスマホの普及で、ベッドに入ってもスマホを見ている
人がいますが、これが睡眠障害の原因になっているそうです。

スマホ、パソコン、テレビなどは強い光を出すため
睡眠ホルモンといわれる「メラトニン」に影響します。

睡眠のリズムを崩さないためには、寝る前は部屋の灯りを
少し暗くしたり、暖色照明に変えるのがおすすめです。

PMS(月経前症候群)を直すことが大切

生理前の眠気は、ホルモンバランスの乱れによって起こる
PMS(月経前症候群)の症状のひとつです。

イライラや胸の張りなど、別の症状が強いひとは
眠気の症状も強くあらわれる可能性が高いでしょう。

 

日常生活の見直しで症状が改善されない場合は
婦人科に相談することをおすすめします。

PMS対策としてホルモンバランスの調整を期待できる
サプリメントを利用してみるのもいいですね。