月経前症候群

生理が始まる10日から一週間くらい前から
いろいろな不調が起こることを月経前症候群といいます。

月経がある女性のなんと9割が経験するともいわれますが
実は知らなかった、(若年性)更年期障害かと思っていたという
ひとがいるほど、まだよく理解されていない症状です。

月経前症候群は病気ではない?でも…

月経前症候群は、身体的、精神的に不快な症状があることは確かですが
見方を変えれば「健康な女性」の証ともいえます。

妊娠出産のために身体が正常にはたらいているなかで
起きることですから、病気ではないと考える専門家もいます。

それでも症状のひどいひとは日常生活や人間関係に
支障が出るほどに困ってしまうのが月経前症候群です。

症状の種類も多く、その重さに個人差があることで
女性同士でさえわかりあえず悩んでいるひとも多いと思います。

病気ではないんだし…と、苦しみを抱え込む必要はありません。

婦人科、産婦人科、心療内科などでは
月経前症候群の相談ができるし、治療も受けられます。

薬物療法ではどんな薬を使うの?

月経前症候群 薬物療法

一般的に、病院での治療は薬物療法が行われます。

低用量ピルが処方されることが多いです。

ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの療法を含んだ薬で、
排卵を一時的にストップさせ、女性ホルモンの分泌量を低下させます。

月経前症候群に特有の身体的な症状が改善されます。

ほかには、症状によってプロスタグランジン合成阻害薬や鎮痛・解熱剤、
むくみのひどい場合には利尿剤が使われることもあります。

精神的な症状がひどい場合は、ピルでは効果が低いといわれます。
そのときは、抗うつ薬、抗不安薬(精神安定剤)が使用されます。

漢方薬やサプリも使われます

漢方薬もひろく使われています。

ピルでは副作用が心配なひと、妊娠を希望するひとなどには
一般の病院でも漢方薬を処方してもらえます。

漢方薬は即効性はないですが体質に合えば効果を実感できます。

また、ビタミン、ミネラルなどのサプリメントを
処方されることや、栄養指導をしてくれる病院もあります。

貧血やビタミンB6の不足が原因であるともいわれているので
サプリによる治療や栄養療法、食事療法も有効なのですね。

市販薬やサプリで様子を見るのも手

このように、婦人科などの病院で相談をすれば
適切な薬物療法を受けることができます。

ただ、まだ病院にいくほどでもないかも…というひとは
食事や生活の改善など、自分でできることはまだあります。

市販の医薬品やサプリメントなどもありますので
まずは手軽な方法を試してみるのもいいと思いますよ。

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