生理前になるとやる気が出なくて、仕事も家事も何もかも嫌になったりしませんか?

生理前に引き起こされるPMSには、頭痛・胃痛といった身体的症状だけでなく、このような精神症状も伴います。

身体的症状は、鎮痛剤などで対処することもできますが、精神症状に関しては本人もどうにもできなくてひたすら過ぎ去るのを待つ人も少なくありません。

そんな精神症状に耐えている方に向けて、今回はこの“やる気が出ない”という点についてその原因や対策をご紹介します。

生理前にやる気がでなくなる原因は?

生理前は、黄体ホルモンが多く分泌される時期なのですが、この黄体ホルモンが増えることで不安やイライラなど精神状態が乱れがちになるのです。

黄体ホルモンが増えるこの時期、ホルモンバランスが激しく乱れ、その影響によりセロトニンという幸福度を上げてくれる脳内物質の分泌を減少させてしまうといわれています。

幸せを感じさせてくれ、心を安定させてくれるこの脳内物質が減少すると、心が不安定になり、やる気もでなくなってしまうのです。

 

また、生理前というのは妊娠しやすくしたり、妊娠を維持しようと体温が上がります。体温を上げて、赤ちゃんを守るという体制を整えるわけです。

通常より体温も上がることで、その分エネルギーも消費しやすくなり、だるさを感じたり疲れやすくなります。疲れていると、当然やる気も出にくいですよね…。

生理前のやる気のなさは、セロトニンの減少・体温の上昇といった2点が大きく関係して引き起こされるといって良いでしょう。

つまり“やる気が出ない”というのも、生理前のホルモンバランスの影響で引き起こされるPMSの症状の一つになります。

 

やる気が出ないときの対処法

では、そんな時はどう対処すれば良いのでしょうか?
いくつか対処法をご紹介したいと思います。

体を温める

あれ?体温上昇するんじゃないの?と思われた方も多いでしょう。ですが、この体温上昇は赤ちゃんのためのもの。つまり、子宮を温めるために使われてしまうのです。

生理前には、手足の冷えが酷くなると感じてる人は多いと思います。これは、赤ちゃんの為に子宮に温かい血液がどんどん運ばれ、他の部位への血流が悪くなってるから冷えてしまうのです。

体が冷えると、疲れますよね。この冷えによる疲労を軽減するために、体を温めることが大切です。

体を温めるのにおすすめなのが、半身浴です。

38℃程度のぬるめのお湯に浸かると、副交感神経が刺激されリラックス効果も得られます。

また、お風呂上りにストレッチをするのも良いでしょう。

有酸素運動

血流が促進され体を温めるのにも良いですし、ウォーキングはセロトニンの分泌を促してくれます。

ただし、激しい運動は控えましょう。エネルギーも消耗しやすい時期ですし、経血の量が増えてしまう可能性もあります。

ウォーキングも、無理のない範囲に留めておきましょう。

やる気が出ない自分を責めないことが大切

やる気が出なくなるのも、PMSの症状です。

普段真面目な人だと、そんなやる気の出ない自分が嫌になることもあります。

ですが、ここは自分を責めずこういうものだと思いましょう。

 

とはいえ、そういう気持ちの切り替えが難しいほど精神的に滅入ってしまうという人もいますよね。

その場合は、婦人科を受診してみてください。低用量ピルの服用などで、PMSの症状は緩和します。

症状がひどくなると、うつ病のようなPMDD(月経前気分不快障害)という状態に陥ってしまうこともありますので、早めに受診してPMSを緩和するようにしましょう。

まとめ

やる気がでないというのも、生理前に引き起こされるPMSの症状です。

身体を温めて、無理をしない程度に有酸素運動を取り入れることで緩和のきっかけになるでしょう。

生理前は、体がだるくやる気がでなくなるものですので、自分を責めずこれはPMSだと思って開き直ることも大切です。

それでも症状がひどく、辛い場合は産婦人科を受診することをおすすめします。

さらに辛いPMDDになってしまう前に、PMSを緩和してしまいましょう。

 

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